歌人でコーダーな綾部葉月のポートフォリオ兼アーカイブ

塔2019年4月 月詠

わたくしの死後も動きつづけるだろうわたしの左手の腕時計

あざやかな映像をもつ回想はふっつり切れてはくれないものだ

人工の光が照らす横顔をずっと見つめていた雪まろげ

初春の海がきらきら熱心にキミはとなりで何かを祈る

耳鳴りがする程度には黙ってた張り詰めている空気に触れて